noteでもっと効果的に集客する方法はないのかな?
SEOは時間がかかるし大変・・・
こういった悩みを抱えている人におすすめなのがPinterestを活用した集客方法です。
noteとPinterestの連携には
- 別の層のユーザーを呼び込める
- やっている人が少ないのでブルーオーシャン
- 狙ったページにピンポイントで集客できる
といったメリットがあるのでやる価値があります。
そこでこの記事ではnoteとPinterestの連携の可能性について解説していきます。
noteにPinterestから集客するメリット
以下の点がnoteにPinterestから集客するメリットです。
それぞれ見ていきましょう。
別の層のユーザーを呼び込める
noteとPinterestでは、ユーザー層の特性が異なります。
- 【note】文章による深い情報発信に強みを持ち、主に記事コンテンツを求める読者が集まるプラットフォーム
- 【Pinterest】ビジュアル重視で、インスピレーションを求めるユーザーが多く集まるプラットフォーム
Pinterestから集客することで、noteでは出会えない新しい読者層にリーチすることが可能になります。
特に、ビジュアルから興味を持って記事を読みに来てくれるユーザーは、コンテンツに対する関心が高く、有料記事の購入やフォロワーになってくれる可能性も高くなります。
やっている人が少ないのでブルーオーシャン
現状、noteクリエイターの中でPinterestを活用した集客を行っている人はまだ少数です。(2024年12月現在)
このため、Pinterestでの集客はブルーオーシャン市場となっており以下のようなメリットがあります。
- 比較的少ない競合で効果的な集客が期待できる
- 長期的に検索結果に表示され続けるため、一度投稿したピンが継続的に集客につながる可能性がある
多くのクリエイターはTwitterやInstagramなどのメジャーなSNSでの集客に注力しており、Pinterestの可能性に気づいていません。
狙ったページにピンポイントで集客できる
Pinterestの特徴として、各ピンに個別のリンクを設定できる点があります。
これにより、記事の内容に最適な画像とともに、読者を直接その記事ページへと誘導することが可能です。
特に有料記事の場合、魅力的なビジュアルと適切な説明文を組み合わせることで、購買意欲の高い読者を効率的に集めることができます。
noteとPinterestで連携するデメリット
noteとPinterestは連携する機能が無い
HTMLやヘッダが編集できないnoteではPinterestの機能を使った連携が出来ません。
そのため、noteで記事を公開した後のコンテンツの共有などの自動化することができず、すべての投稿作業を手動で行う必要があります。
例えば、
- Pin用の画像を用意するか、Chromeの拡張機能などでPinを作成
- そのPinのURLをnoteの記事に貼り付ける
といった手間が生じます
この手間は、特に頻繁に記事を投稿するクリエイターにとって大きな負担となる可能性があります。
noteにPinボタンを設置できない
多くのブログプラットフォームやWebサイトでは、記事内にPinterestの「Pinする」ボタンを設置することができますが、noteでは設置することができません。
これにより、記事を読んだユーザーがその場でPinterestへ共有することが難しく、コンテンツの自然な拡散が制限されてしまいます。
読者によるシェアは強力な拡散手段となり得るため、この機能が使えないことは大きなデメリットとなります。
どちらのデメリットもPinterestからnoteへの一方向での連携を考えるなら、それほど気にする必要は無いです。
noteの集客にPinterestを活用する方法
手順は以下の通りです。
では一つずつ見ていきますね。
Pinterestのビジネスアカウントを作る
Pinterestで効果的な集客を行うためには、まずビジネスアカウントの作成が必要です。
ビジネスアカウントのメリットは以下の通り
- ピンのパフォーマンス分析やオーディエンスの動向を詳細に把握することが可能
- 広告機能が利用でき、より戦略的な集客活動を展開できる
- リッチピンの作成(noteでは使えないのでWordPressなども併用で)
デメリットが無いので、とりあえずビジネスアカウントにすることをおすすめします。
アカウントは追加するか、現在利用中のアカウントを切り替えることでビジネスアカウントを利用できます。
noteのコンテンツに合わせたボードを作成
効率的な集客を実現するために
- noteで公開しているカテゴリに合わせたボードを作成
- 各ボードには適切な説明文を設定する
例えば、「ライティングのコツ」「クリエイター向け情報」「マーケティング戦略」など、記事のテーマごとにボードを分類することで、ユーザーが興味のある内容を見つけやすくなります。
また、検索に見つかりやすいように説明文などを適切に設定すると、整理整頓され視覚的にも魅力的になりフォロワーの獲得にもつながります。
Pinterestで人気のスタイルの画像を投稿する
Pinterestはビジュアル重視のプラットフォームであるため、投稿する画像の質が非常に重要です。
- 縦長の画像(アスペクト比2:3)
- 明るく鮮やかな色使い、読みやすいフォント、適度な余白を意識した画像デザイン
- noteの記事内容を視覚的に分かりやすくまとめた画像
といったポイントを抑えPinterestユーザーの興味を引くようなビジュアルを心がけましょう。
また、画像には適切なテキストを追加し、一目で内容が理解できるようにすることで、クリック率の向上が期待できます。
noteからピンする方法【アプリの場合、ブラウザの場合】
noteにはPinterestを埋め込むことが出来ません。
そのためピンするには少し工夫が必要です。
アプリの場合(iPhone)
あらかじめPinterestのアプリを入れておく必要があります。
- シェアのアイコンをタップ
- Pinterestのアプリのアイコンをタップ
- ピンする画像とボードを選ぶ
ブラウザの場合(Chrome)
あらかじめPinterestの拡張機能を入れておく必要があります。
- 記事内の画像にカーソルを乗せる
- 画像上に出てきたPinアイコンにカーソルを
- ボードを選んで保存
集客効果を最大化するならnoteとWordPress、Pinterestの3つを連携させる
noteとWordPress、Pinterestはそれぞれに異なる特徴と強みを持つプラットフォームです。
これらを効果的に連携させることで、より強力な集客効果を生み出すことができます。
この3つのプラットフォームを連携させることで、それぞれの特徴を活かした効果的な集客が実現できます。
以下にその具体的な活用方法を詳しく解説します。
WordPressをハブとして活用する
WordPressは柔軟なカスタマイズが可能で、
- リッチピン
- RSSフィードを使った自動投稿
- 「Pinする」ボタンの設置
などのPinterestとの連携機能を実装できます。
WordPressのブログからPinterestまたはnoteへと誘導するハブとしての役割を果たすことができます。
- 記事の要約や導入部分をWordPressで公開
- 詳細な本編はnoteの有料記事として展開
- WordPressブログにPinterestの「Pinする」ボタンを設置
- SEO対策を活かした検索流入の受け皿として活用
といった感じです。
noteを収益の中心に据える
noteの優れた課金システムを活用して、以下のような展開が可能です。
- 長文や深い考察を必要とするコンテンツをnoteで展開
- WordPressやPinterestからの流入を有料記事の購入につなげる
- マガジンやシリーズ記事で継続的な収益を確保
- クリエイターとしてのブランディングを確立
Pinterestで視覚的な訴求を行う
Pinterestのビジュアル重視の特性を活かし、以下のような施策を実施します。
- 記事の要点を魅力的なインフォグラフィックスで表現
- 縦長画像で注目を集める
- 適切なボード分類で興味関心の高いユーザーにリーチ
- リッチピンを活用して詳細情報を提供
実践的な連携の流れ
連携の一例を紹介します。
- まずWordPressで基礎的な情報を無料で提供
- Pinterestで視覚的に魅力的なコンテンツを展開
- 興味を持ったユーザーをnoteの有料記事へ誘導
- 各プラットフォームの分析機能を活用して効果測定と改善
この3つを連携させることで、それぞれの特徴を最大限に活かしながら、より効果的な集客と収益化が可能になります。
特に、無料コンテンツから有料コンテンツへの自然な流れを作ることで、持続可能なビジネスモデルを構築することができます。
まとめ
- 別の層のユーザーを呼び込める
- やっている人が少ないのでブルーオーシャン
- 狙ったページにピンポイントで集客できる
といった特徴からPinterestを使ってnoteへの集客を狙う価値は十分にあります。
ただ、note側からPinterestは連携しにくいので、WordPressも連携させながら利用するのがおすすめ。
それぞれのプラットフォームの特性を生かし、効果が最大化できるように工夫してみてください。