noteってSNSなのブログなの?
他と一緒に使うのってあり?
といった疑問にお答えします。
noteは基本的にはブログのプラットフォームですが、SNSの機能も備えています。
具体的な特徴として:
- 長文の記事を投稿できる
- 文章を装飾できる
- SEOに強く、書いた記事がストックされていく
- フォロー/フォロワー機能がある
- いいねやコメントができる
- タイムラインで他のユーザーの投稿を見られる
このようなハイブリッド的な性質があるnoteですが、記事の有料販売機能によるコンテンツの収益化にも使われています。
こういった少し変わった特徴をもつnoteは、他のSNSと連携することで、異なるユーザー層の移動を起こしアクセスを増やすことが可能。
それでは、noteと連携するのがおすすめのSNSプラットフォームをチェックしていきます。
X(旧Twitter)【noteと連携が必須のSNS】
Xはnoteの機能によるソーシャル連携に対応しています。
記事への埋め込みも簡単。
Xでシェアすることで有料コンテンツを割引するということも可能で、非常に相性が良いサービスです。
Xとnoteの特徴の比較
特徴 | note | X |
---|---|---|
文字数制限 | なし(長文投稿可能) | 280文字(課金で長文投稿可能) |
主なコンテンツ形式 | 記事形式の長文、写真 | 短文、画像、動画、リンク |
収益化手段 | 有料記事販売、投げ銭 | 広告収入、有料会員制(X Premium) |
フォロワーとの関係性 | 記事を介した深い関係構築 | リアルタイムの短い交流 |
検索性 | マガジンで分類、タグ付けで整理可能 | ハッシュタグ、キーワード検索 |
コンテンツの寿命 | 長期的に読まれる | 即時性が高く、流動的 |
主なユーザー層 | クリエイター、ライター、専門家 | 一般ユーザー、企業、著名人 |
エンゲージメント方法 | いいね、コメント、投げ銭 | いいね、リポスト、引用、返信 |
UI/UX | ブログライクで読みやすい | シンプルで速報性重視 |
コミュニティ特性 | 記事を中心とした落ち着いた議論 | 即時的でアクティブな議論 |
noteとXの連携のメリット
noteとXを連携するメリットは以下の通りです。
- noteのタイムラインで読めなかった記事を読むことが出来る
- 割引機能を使うことが出来る
- 記事をXにシェアしてXのユーザーを呼び込むことが出来る
- noteにXの投稿を埋めこんで、コンテンツに加えることが出来る
Pinterest【noteと連携がおすすめのSNS】
noteは文章でPinterestは画像のストック型のプラットフォームです。
Pinterestとブログの相性がいいように、ブログとしての特徴が強いnoteは相性の良いサービスです。
noteとPinterestの違い
特徴 | note | |
---|---|---|
主な目的 | 文章による情報発信、クリエイティブ作品の公開 | ビジュアルによるアイデア発見、インスピレーション収集 |
コンテンツ形式 | 記事(文章)中心、画像は補助的 | 画像・動画中心、テキストは補足情報 |
収益化手段 | 有料記事販売、投げ銭、スポンサード記事 | アフィリエイト、製品タグ付け、広告掲載 |
ユーザー層 | クリエイター、ライター、専門家 | DIY愛好家、デザイナー、主婦層 |
コンテンツ整理 | カテゴリー、タグ、マガジン機能 | ボード(アルバム)、セクション分け |
検索・発見 | キーワード検索、おすすめ記事 | ビジュアル検索、関連ピン、AIレコメンド |
エンゲージメント | いいね、コメント、リポスト、投げ銭 | 保存(ピン)、いいね、コメント、共有 |
UI特徴 | ブログライクな縦長スクロール形式 | マスリー(タイル)レイアウト、無限スクロール |
外部連携 | SNSシェア、埋め込み機能 | ウェブサイトピン保存、他SNSシェア、ECサイト連携 |
主な用途 | 知識共有、体験談、創作活動 | アイデア収集、企画立案、ビジュアルインスピレーション |
noteとPinterestの連携のメリット
noteとPinterestを連携するメリットは以下の通りです。
- 別の層のユーザーを呼び込める
- 運用に時間がかからない
- SEOの効果もある
- 狙ったページにピンポイントで集客できる
Pinterestはある程度の投稿を行ってしまえば、あとは運用に時間がかかりません。
そのためnoteとの連携もやりやすいはずです。
YouTube【noteと連携がおすすめのSNS】
動画ベースのストック型SNS
noteとYouTubeの違い
特徴 | note | YouTube |
---|---|---|
メインコンテンツ | 文章(記事)、画像 | 動画 |
収益化方法 | 有料記事販売、投げ銭、スポンサード記事 | 広告収入、メンバーシップ、スーパーチャット、スポンサー、商品販売 |
コンテンツ制作の敷居 | 比較的低い(文章作成が主) | 比較的高い(撮影・編集機材や技術が必要) |
視聴/閲覧時間 | 読者のペースで自由に閲覧 | 動画の長さに依存(視聴時間が固定的) |
検索・発見性 | タグ、カテゴリー、キーワード検索 | アルゴリズムによるレコメンド、検索エンジン、ハッシュタグ |
エンゲージメント | いいね、コメント、リポスト、投げ銭 | 高評価/低評価、コメント、共有、スーパーチャット |
主なユーザー層 | クリエイター、ライター、専門家 | 動画クリエイター、企業、教育者、エンターテイナー |
コミュニティ機能 | フォロー/フォロワー、コメント欄でのやり取り | チャンネル登録、コミュニティ投稿、ライブ配信のチャット |
アクセシビリティ | テキストベースで読みやすい、翻訳しやすい | 字幕、翻訳字幕、速度調整、画質設定 |
消費データ量 | 少ない(主にテキストと画像) | 多い(動画ストリーミング) |
noteとYouTubeの連携のメリット
noteとPinterestを連携するメリットは以下の通りです。
- 相互に別の層のユーザーを呼び込める
- 記事のコンテンツが強化される
- 動画の台本を記事に、または記事を動画の台本に流用できる
YouTubeの動画は作るのに時間がかかるものの、文章よりも動画のほうが影響力が大きいのでやるだけの価値があります。
画像生成AIや動画生成AIの利用で動画作成のハードルが下がっているのでチャレンジしやすくなっています。
まとめ
この記事ではnoteとSNSの連携について解説してきました。
SNSを活用することは相互にユーザーを循環させるだけでなく、noteのSEOにも効果があります。
noteの運用に慣れてきた方は、ぜひチャレンジしてみてください。