
Googleが無料で宣伝してくれるって本当?
効果はあるの?
こういった疑問にお答えします。
※実際にSTORESに出品中のアイテムを『Google Merchant Center』の無料リスティングで表示してみました。
こんな感じでショッピングタブの検索結果に商品と並んで表示されます。
この記事では無料リスティング(Google Merchant Center)のメリット・デメリットを解説していきます。
無料リスティング(Google Merchant Center)のメリット
無料リスティングのメリットは以下の通り
それぞれ見ていきますね。
広告費ゼロで商品を露出できる
Google無料リスティングは、広告費をかけずにGoogleショッピングタブに商品を表示できます。
これにより、ECサイト運営者は広告予算を気にせずに商品露出を増やすことが可能。
特にスタートアップや小規模事業者にとって、初期投資を抑えながら集客できる貴重な機会となります。
Googleショッピングタブに表示される
無料リスティングに登録した商品は、Googleショッピングタブに表示され、商品を探しているユーザーに直接リーチできます。
これまで有料広告でしかアクセスできなかった貴重な露出機会を無料で獲得できます。
商品データの管理が一元化される
Google Merchant Centerで商品データを管理することで、無料リスティングだけでなく、将来的にGoogle広告を始めたい時にも同じデータを活用できます。
これにより、マーケティング戦略の拡張がスムーズに行えます。
無料リスティングのデメリット
無料リスティングのデメリットは以下の通り
審査と承認に時間がかかる
Google Merchant Centerのアカウント開設から商品の審査・承認まで、通常1営業日〜5営業日程度の時間が必要です。
また、商品データに不備があると承認されず、修正に時間を要する場合があります。
商品データの品質管理が必須
商品タイトル、説明文、価格、在庫状況など、詳細な商品データを正確に維持する必要があります。
データに不備があると表示されなくなったり、アカウント停止のリスクもあります。
そのため継続的なメンテナンス作業が欠かせません。
表示順位をコントロールできない
有料のショッピング広告と違い、表示される順位や頻度をコントロールすることができません。
競合他社の商品に埋もれてしまう可能性があります。
また、Googleのアルゴリズム変更により表示されなくなるリスクも存在します。
STORESの商品を無料リスティング(Google merchant center)で表示してみてわかったこと
STORESの商品を無料リスティングで表示するまでの流れは以下のような感じでした。
- GoogleMerchantCenterに登録する
- お店の情報を登録する
- 商品を登録する
- 表示される
そして表示するまでの過程と表示されてわかったことは以下の3つです。
それでは、それぞれ見ていきます。
プライバシーポリシーや返品ポリシーなどはSTORESのものでOK
審査で難しいのがポリシーの記述です。
幸い、STORESの場合は最初からポリシーが用意されています。
登録する際はそちらのURLを記載すればOKでした。
内容に不備が無ければ審査はすぐに終わる(1日で表示されました)
審査は最大で5営業日がかかるとされていましたが、私の場合は1日で表示されました。
1日経つとこんな感じになって。
その翌日には完全に承認されていました。
商品名や説明にショッピングタブで検索されるキーワードが含まれる必要がある
無料リスティングでは主に商品名から検索にかかるようになっています
成果を出すにはいくつかの継続的な管理が必要です。
なぜなら、よほどの人気商品、人気ブランドでなければ、あなたの商品を探し当ててくれる可能性が低いからです。
- 商品データの定期更新
- 在庫状況の正確な反映
- 商品タイトルやディスクリプションの最適化
- Google アナリティクスでの効果測定
といったことを頑張る必要があります。
まとめ
この記事の内容をまとめると
- 無料リスティングのメリットは広告費ゼロ・ショッピングタブ表示・データ一元管理
- 無料リスティングのデメリットは審査時間・品質管理・順位コントロール不可
- コスト削減重視なら無料リスティング
- ポリシーの記述はテンプレ通りでOK・審査は1~3日程度・商品名の最適化が必要
といった感じです。
Google無料リスティングは広告費をかけずに、売上向上に大きく貢献する可能性があります。
広告予算に制約がある今こそ、Google無料リスティングを始めてみてはいかがでしょうか?